【ご案内】令和6年10月5日(土)13:30~フォーラム「移住から考える、住居、暮らし、コミュニティ」

2024年07月30日

【重要】参加申し込み受付は10月4日(金)13:00まで

会場参加・オンライン参加ともに、下記からお申し込みください。

フォーラム「移住の視点から考える:住居、暮らし、コミュニティ」

地方分散型社会など地方都市の姿について多く語られていますが、改めて現状をどう認識して行動したらいいのかを「移住」の視点から考えます。移住に取り組む実践者の報告を受け、会場参加者と議論します。

日時:令和6年10月5日(土)

13:30~16:30

会 場:こめっせ宇多津(香川県綾歌郡宇多津町1882-3)およびオンライン


村山 淳 

高松市塩江町(一般社団法人トピカ代表理事)

1989年福島県いわき市生まれ。中央大学文学部人文社会学料西洋史学専攻在学中に英国スコットランド、グラスゴー大学に留学。帰国後、一橋大学大学院言語社会研究料修土課程に進み、修土(学術)を取得。2017 年に高松市塩江町の地域おこし協力隊として移住し、2020 年に一般社団法人トビカを立ち上げ、「幸福なダウンサイジング」を掲げてオルタナティヴな町おこしを行っている。


大塚 一歩

小豆島(NPO 法人トテイ工事務局長/島ワークプロジェクト事業推進リーダー)

1975 年東京都三鷹市生まれ。2012 年4月に夫婦で香川県の小豆島に移住。島内企業へ就職後、2016 年4月移住促進と空き家の活用等を目的としたNPO 法人トティエ理事就任、2017年4 月より同事務局長兼任。2022 年からは厚労省地域雇用活性化推進事業「島ワークプロジェクト」で事業推進リーダーとして、郡内事業所の人手不足の解消を目指して並行して活動中。


田口 太郎

徳島大学 教授

1976 年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科、同大学院修了。小田原市政策総合研究所特定研究員、早稲田大学建築学料助手、新潟工料大学建築学科准教授、徳島大学准教授を経て現職。総務省「これからの移住定住施策のあり方に関する検討会J委員、内閣府「地方創生推進交付金のあり方に関する検討会」委員など歴任。専門は地域計画、まちづくり。自身も徳島県内の過疎集落に移住し、生活している。博士(工学)。


定 員:会場参加 40名

    オンラインは 定員制限なし

参加費:無料

主 催:日本建築学会四国支部

※当講演会に関する問合せはこちらの日本建築学会四国支部香川支所にお願いいたします。

※この講演会は、日本建築学会の建築文化週間の事業です。

※対面(会場:こめっせ宇多津(香川県綾歌郡宇多津町1882-3))とオンライン視聴のハイブリッド形式で開催します。

タイムスケジュール:

《開場》13:00〜 開場

《開演》13:30〜 開会、主旨説明

【第1部:報告】13:50〜14:55

 13:50〜14:20 報告(村山 淳)

 14:25〜14:55 報告(大塚一歩)

《休憩:10分》14:55〜15:05

【第2部:意見交換】15:05〜16:30

 15:05〜15:30 講評(田口太郎)

 15:30〜16:30 意見交換


開催主旨:

大きな震災やコロナ禍を経験して価値観やライフスタイルは大きく変化した。以前に比べて多様な暮らし方が可能になったこともあり、自然や歴史が残る地方が見直されつつあるが、空き家は増加し、暮らしの維持が困難な地域も増えている。このような中で、これまで意識されることが少なかった地域の資源を見直す活動や新しい仕事が、移住した人たちから始まる例を多く見るようになってきた。

ここには地域で永く暮らす人が気づかなかった視点がある。暮らしたくなる地域になるには、そこで暮らす人たちが地域の価値を認識し、それを守り育てるための行動が欠かせない。社会や個人の価値観が変化し多様化する中で、新たな視点から自分たちの地域を見直すことが必要となっている。

このフォーラムでは、移住した人たちの活動を参考に、自分たちが暮らす地域の価値を新たな視点から見直し、何ができるのかを考える機会にしたいと考えている。

第1 部では、移住し移住支援に関わりながら過疎地で生活している二人から、地域の状況や可能性をどう捉えてどんな活動や仕事をしているのかを報告していただく。

第2 部では、専門家からの講評をいただき、二人の報告者も加わり、移住、仕事、暮らし方、空き家ほか地域の課題とさていることをどう見たら良いのかなどを会場参加者と一緒に考え議論する。特に建築に関わる人たちは何ができるのかを考えてみたい。